有識者の投資見通しまとめ

大川智宏氏:現代ビジネスの記事内で日本株5月に始まる大反転と称した13銘柄を紹介したうち3銘柄を振返り

5月に売れの格言に反して直近10年では5月の暴騰率が高いことに関連してピックアップした銘柄や逆に資源やコモディティ関連など弱い傾向にある業種などに言及。銘柄は過去10年で勝率90%の13銘柄を紹介。ここでは勝率100%表示だった上位3銘柄をログ。併せて勝率が低い例として紹介していた知名度の高い2銘柄もログ。

1~3か月後の値動きの状況

銘柄 初回 1か月後 2か月後 3か月後
NSW 2988 3010 3375 3090
寿スピリッツ 1630.5 1730.5 1872 1916
東宝 5286 4883 4779 5393
テレビ朝日ホールディングス 2073 1878 2166 2069
ゲオホールディングス 1985 1694 1684 1642

これまでみてきた大川智宏氏の記事は時間軸はハッキリしない感想を個人的には持っていたのですが今回の記事は5月の暴騰がテーマだけに1ヶ月後の値を重視するのは間違いではなさそうなところで結果的には3銘柄中2銘柄は上がっています。ただ東宝の下げ率のほうが大きいので3銘柄とも同じ額を購入していた場合では損したことになります。2か月待てば東宝の下げも縮小されあるていどプラスに転じて20%ほどの利益になるので悪くはないのですけどね。今後は決済時期についても言及するとより支持を得られるんじゃないでしょうか。

その他記事にあった13銘柄の1カ月目もみてみましたが勝率は高いとは言えない状況でした。日経平均でも5月から6月は2%ぐらいの見ているので今回の期間に関していえばあまり意味のないスクリーニングという印象です。 逆に勝率が引い例として示されたテレ朝、ゲオはテレ朝が唯一2か月目に上昇に転じた以外はチェック時の値よりも下げた状態ではあるので除外の参考にするのは良い可能性はありますが2銘柄ではやはりデータとしては弱いままでしたね。

あまり長期保有を意識した記事には感じないため次回の半年後の動きをもって今回の振り返りは終了しようと思います。
大川 智宏氏の記事を追跡するのは終了しました。

記事作成:2024年8月14日/10月29日更新